桜色の人鳥

適当理論と小説置き場。たまに日記。小説を読むときはカテゴリ「目次」から。

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連載小説【人鳥と亀】-最終

最終話「求める物」 今日も今日とて太陽は昇るのか、いい加減休んではどうか? 太陽を求める生物は多いと思うがたまには休ませてはどうだろう。 私はここに太陽の為の休日の設立を申し立てる。受理してくれる施設はここにはない。 いつもの如く朝を嫌って目を閉じていたが一向に眩しくならない。カメも私に悪態をついてこない。 どういうことかと目を開けると、雲が太陽を隠し私を守ってくれていた。ただ雪を降らすのは余計だ...

連載小説【人鳥と亀】-2

2話「普通とは」 太陽光が瞼を嫌がらせのように眩しくさせ、私の不機嫌な脳をさらに怒らせる。腹は減っているがここで目を覚ましてしまえば太陽に起こされたようで気に食わない。何物にも縛られず自由を私に! 私は断固として起きない所存である!「貴方相当寝起きも悪いんですね」 カメか……私はカメにも縛られない自由なペンギンだ! カメが何を言おうが起きてたまるか!「起きてください。お腹が空きました」 私の知った事...

連載小説【人鳥と亀】-1

1話「美しい空」 雲の上の青い空を突き抜けた向こうをさらに泳いでいくと真っ赤な太陽が現れ目を焼き、体を蒸発させ、海のプランクトンよりも細かくなり、宇宙を漂う。 美しい想像をしようとしたのに、最後は死んでしまった。夢も希望もない。 結局のところ、根が美しくない私は何をした所で汚くなってしまう。 昔仲良くしていた奴も最近シャチに食われたらしい。自らファーストペンギンになるのは愚かだと言っていたのを彼は...

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