桜色の人鳥

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社会不適合者の純粋

数年ぶりに高校時代の同級生に出会った。
アイツは卒業した時もそうだったが正直言って社会不適合者と言われていた。
仕事もせず金もないのにパチンコに行ったり、酒たばこは当たり前。
それは今でも変わらなかった。

馬鹿


アイツは「金が全て」と言いながら財布の中に340円しかなく、一緒に飯を食おうと誘ったが金がないと言われ断られてしまった。
一緒に飯も食えないのかと言ったら「仕方がない」などと返されてしまった。

その癖して別の友達が入院していることを伝えると、前にやっていた仕事で稼いだ少ない貯金を崩して金を包みお見舞いに行った。
金が全てじゃなかったのかと訊くと、今度は「友が全て」と言っていた。

たぶんアイツの「全て」というのは、目の前にあることだけなのだろう。
今見えているものだけが全てなのだ。

屑だとか社会不適合者と呼ばれていて、この世の中じゃ生きにくいだろうが、とても純粋に見えた。

ちなみに今の全ては「ユーチューバ―」なのだとか。
くだらないと皮肉ってはみたが、アイツの目は輝いていて、熱く語っている姿はやはり純粋だ。

この輝きは基本見えない。
何故なら世間が常識で隠してしまう。
けれども一度固定概念を捨ててみると、今まで見えなかった光が見えるかもしれない。
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グーッド
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  • 2016.02/12 13:27分 
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